もやがかかったような感じ。

薄い膜が張っているような感じ。

声が遠くに聞こえる。

視界がかすんでいる。ぼやけている。

 

これらは実際に患者さん達から聞いた言葉ですが
この言葉に共通しているのは漠然とした感じ。
実際にはもやも膜かかっていませんし、目も濁っていません。
でも、そう感じるのです。

これは自律神経の働きがスムーズにいかないことで起こる症状です。

日常生活の中にある様々な出来事が負担となって
自律神経のバランスを崩して行ってしまうのです。

自律神経は、交感神経(活動)副交感神経(休息)の2つのバランスで成り立っています。
活動と休息のスイッチがうまく切り替わることで人は快適な生活をおくれますが
この切り替えがうまくいかなくなると、初めに言ったような症状が出たりします。

※その他にも、不眠・手足の冷え・動悸・多汗・食欲不振など様々な症状があります。

ほとんどの方が交感神経優位になってしまうので
それを抑えて、副交感神経も正常に働けるように
交互にうまく切り替えが出来るように施術していきます。

施術後はこんな言葉をよく聞きます。

・視界があかるくなった。

・かすみがとれた。

・頭がスッキリした。軽くなった。

・リラックスして眠くなってきた。

このような感覚が表れてきていれば副交感神経がしっかりと働き出している証拠です。

 

体の不調を放って置いたり、我慢していると、症状の根が深くなります。
症状は軽いうちに、根が浅いうちに整えていきましょう。