『妊娠初期、9~10週目の妊婦さんのお尻の痛み』@墨田区パウ

安定期前の9~10週目の妊婦さん。
動くたびにお尻に激痛が走り、とても辛いとのこと。

この痛みを引き起こしている要因の1つとして
女性ホルモンのリラキシンがあると思われます。

リラキシンとは骨盤周辺の靭帯を緩めるホルモンで
妊娠・出産するときに欠かせないホルモンです。

しかし、このホルモンが出ることで今回のような痛みが出ることは
妊婦さんにたびたび起こることでして
今までにも人によって言い方は違いますが
「お尻が痛い」「尾骨が痛い」「骨盤全体が痛い」
という主訴でいらっしゃる妊婦さんは多数いらっしゃいます。

今回の妊婦さんは安定期前ではありましたが、施術前に内容をしっかりと説明して
納得していただいてから施術に入りました。
もちろん施術している最中も痛みや違和感がないか確認しながら行っています。

リラキシンというホルモンが出ている以上、痛みをなくすことは難しいので
施術としては「痛みの緩和」が目的になります。

この方も1度の施術で痛みが引き、2~3日は痛みなく過ごせたようです。
少しずつ痛みが戻ってくるようですが、初めの頃のような激痛ではないようなので
今回の施術が合っているように思います。

まずは週一で施術をしていくこととなりました。